またバンド語りです、はい。
さて、今回はついに僕の音楽性の根源であるB'zに触れようかと思います。
...はっきり言ってB'zに関しては前説いらないですよね??
さっさと曲語りたいモードになってしまっているのでいいですよね?
・LADY NAVIGATION
初期のB'zは、松本さんがかつてサポートギタリストとして所属していたTM NETWORKの影響を受けており、シンセサウンドにハードなギターを乗せた「打ち込みとロックの共存」をテーマにしていました。
この曲はその中でもポップさに振り切っており、今現在のハードロッキンなB'zをイメージしていると風邪を引くくらいにはハジけております。MVの稲葉さんの謎ステップぇ...
ポップでとっつきやすいメロディに、一度聴いたらなかなか離れない「NAVIGATION」のコールと、これでもかというほどJ-POPのど真ん中を突き進んでおりますが、僕がこの曲で一番好きなのは、そのポップさに隠れたかっこ良すぎるギターリフです。
去年の35周年ライブでこの曲を演奏してくれたんですが、もうイントロ前のギターリフ連打で意識が飛びそうになったくらいにはビビりました。この話はまた後日語ろうかと。
・DEEP KISS
多分これがB'zに沼った最大の要因なんじゃないかと。いや、それ以上にこれまで熱心に音楽を聴いてなかった自分をこの道に引きずり込んだ要因ではないかと。
全てをぶった切るような松本さんのギターサウンド、これ以上にないほど荒くれている稲葉さんのシャウト。すべてが衝撃的で、なんとなく「好きだなぁ」と思っていたB'zに本格的に惚れ込んでしまいました。
・世界はあなたの色になる
「B'zはバラードが真骨頂」とおっしゃる方も多いですが、その中でもこの曲は別格だと思います。劇場版名探偵コナンの「純黒の悪夢(ナイトメア)」の主題歌として書き下ろされた曲ですが、黒の組織絡みということで退廃的な曲調で、作中でも言及されている「色彩」をテーマに据えられています。
ネタバレになるので事細かな言及は避けますが、報われない結末にそっと添えられるこの曲はまさに絶品。
・ザ・ルーズ
エネルギッシュでイケイケなサウンドから放たれる怠惰の極みのような歌詞に、思わず笑ってしまう人も多いはず。この歌詞は稲葉さんの大学時代の経験がもとになってるそうで、やっぱ彼も人間なんだなあと実感できる一曲。
・MY LONELY TOWN
僕がB'zを好きな理由の一つとして、「日本語でアメリカンHRサウンドを堪能できる」という点があります。僕は歌に対して言語の優劣を抱く事は一切ありませんが、歌モノであるならやっぱり歌詞の意味が分かりやすい方がいいし、日本語が成せる繊細な表現が大好きという思いはあります。だから日本語で歌詞を書いてくれている稲葉さんにはめちゃくちゃ感謝しています。
そんでこの曲は「人間みな孤独」というテーマを描いているのですが、そこに乗っかってくる松本さんのメロディがまた美しい。Bメロ~サビへの持って行き方がもう絶品。というかこの頃のB'zって、ほぼすべての曲において歌メロが美しいんですよね。
我慢できそうにないので言います、MAGICは名盤です。あの「イチブトゼンブ」も入っていますので是非。
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